洋裁・手芸用語集

洋裁用語、手芸用語、、ソーイング用品など、手作りに関係する言葉を紹介しています。

洋裁・手芸用語集 　さ行

逆毛	さかげ コーデュロイや別珍などの毛並みがある布を、毛並みに逆らって裁断することを「逆毛に裁つ」と言います。 毛の流れにそって指で触っていくと、指が引っかからずにスムーズにいくのは、なで毛と言います。 コーデュロイや別珍をなで毛で裁断すると、逆毛より白っぽく見えます。 逆毛で裁った方が、柄がハッキリと見えます。
サーキュラースカート	全円スカートなどフレアの多いスカートです。 <ウエストゴムの子供用全円スカート> 布を四つ折りします 四分の一の円を描きます ベルト寸法にギャザーを寄せて、 ベルト布と縫い合わせます ★　ウエスト寸法×1/4〜 ウエスト寸法×3/10 ベルト布の長さ：ヒップ寸法＋３〜５ｃｍ
差込み	裁断をするときに、なるべく布地の使用量を少なくするために、布地の上で、型紙の配置を工夫することです。
じか裁ち	布にじかに型紙の線を引いて、線の通りに布を裁ち、ミシンで縫って仕上げます。 型紙を作る、布を裁断する、印付けをすると言う作業を省いたソーイングです。 1.布を折ります 2.型紙の線を引きます 3.布を裁ちます
しつけ	本縫いをする前に、合わした布がずれないように、粗く縫い合わせることを「しつけをかける」と言います。
しつけ糸	しつけをする専用の糸です 未ざらしの白木綿糸をしろもといい、赤・黄・青などのカラーをいろもという。 しつけ糸を巻いている紙を取ると しつけ糸は輪になっています 真ん中辺を紙で巻いて、 テープでとめます ひもで束ねてあるのと 反対側の糸を切ります 使う時は、ひもで束ねてある方から 1本ずつ抜きます → → →
実物大型紙	じつぶつだいかたがみ 型紙が実物の大きさで描かれているので、紙に写し取って使用します。
地直し	地直しとは、裁断する前に、ゆがんだ布地の布目を直したり、洗濯することで縮むものをあらかじめ水につけて、縮めたりする処理のことを言います。 （１）布を２時間ほど水につけます （２）洗濯機で脱水し（ねじって絞ったりしない）、陰干しで乾かします （３）スチームアイロンをかけて、地の目を整えます。
地縫い	布を中表に合わせて、印通りに縫うこと。
シャギー	毛足の長いウールや化繊地で、保温性があります。 なで毛に一方方向で裁断します。毛足を切らないように布を浮かせてカットします。 縫った後で、縫いこんだ毛足は、目打ちなどで引き出します。
スナップボタン	スナップボタン ツメノのあるパーツと、凸と凹のパーツを組み合わせてつけます。 ドットボタン 目打ちなどでパーツが差し込めるくらいの穴を布にあけて、 筒状のパーツを差し込み、組み合わせるパーツを布の上に置きます。 専用の打具をセットして、カナヅチで撃ち込んでつけます。 スナップボタンより丈夫なので、厚めの布の上着やバッグなどに使用します。 パーツがセットになっているのが市販されています。 袋から出したら、打ち付ける前に、間違えないために、上下のパーツ同士を組み合わせておきます。
スラッシュキルト	重ねた布にバイアスにミシンをかけ、一番下の布をのぞいて、ミシンの縫い目と縫い目の真ん中をカットします。 洗濯・脱水で切り口を起毛させます。
スレキ	男子複の腰裏や、ポケットの裏布に使われる、厚くのりづけをして光沢を出した平織りや綾織りの綿織物。 無地や縦縞が多い。
接着芯	目的 衿や帽子などに貼るように、型崩れや伸びを防ぎ、形を整えます ボタンホールがある前あきの見返しに貼るように、ほつれを止め丈夫にしっかりさせます 種類 織り布……普通布一般 編み地……ニット用 不織布……普通布一般、小物 接着キルト心……袋物、冬用ウエア ニット用接着テープ……ニット用接着芯と同じ素材をテープにしたもの 両面接着テープ……接着してからミシンをかけられるので、きれいに仕上がります 貼り方 広い面に貼る場合は、アイロンは滑らせず、一か所ずつ置きなおして、中心から外へ向かって貼ります。
袖山	セットインスリーブ（普通袖）の、見ごろに付くカーブの部分のこと。 袖山が高くなると、美しい袖付けになり、袖山が低いと、水平になり、活動的で運動量が多くなります。